冷凍庫は冷蔵庫とは違って、物を隙間なく詰めた方が、冷気が逃げにくいので良いとされています。
しかし、無計画に物を入れすぎると、冷凍庫が使いづらくなってしまいます。
使いづらくなる原因と、使いやすくするための方法を書いてみました。
冷凍庫に入れすぎると…
中のものが把握しづらい
物をたくさん詰め込んでおいた方が、冷気がこもりやすくて良いと言われます。
ただし、どこに物があるのかはっきりしておかないと、物を探している間に冷気が逃げてしまいます。
もたもたしていると…
冷凍庫の開け閉めをするたびに冷凍した物が、少しだけ溶けて再び凍る事で、少しずつ品質が悪くなっていきます。
出し入れに時間をかけると、それだけ品質が落ちていきます。
冷凍した残りごはんや、冷凍肉は結局捨ててしまう事に。
私の経験として、2、3週間アイスクリームを保存した結果、氷の結晶がついて、アイスの風味が落ちてしまいました。
長期保存の落とし穴
家庭用の冷凍庫による保管は永久ではなく、1か月程度が限界です。
よって、忘れ去られた物は食べる事も出来ず、捨てる事になってしまいます。
年末の大掃除などで冷凍庫の整理をした時、奥から変わり果てた何かが出てくる事も…。
冷凍室の場所によっては
冷凍室が上にある場合は入れる物が多いと、開けた時に中の物が落下する恐れがあります。
私の場合、開けた瞬間にカップのアイスクリームが、飛び出してきた経験があります。
引き出し式の冷凍庫の場合は、上記のような問題は無いのですが、物が多い場合は底にあるものが見辛くなります。
物をギリギリまで入れた場合、引き出しに物が引っかかって、開け辛くなってしまう事も。
冷凍庫を整理する方法
買いすぎに注意する
トレー肉を2、3パックまとめて買って、余ったら冷凍すればお得、といった物は良く考えて買わないと、結果的に損をしてしまいます。
アイスも安いからと言って、何種類も買わないようにします。
結局、何があったか忘れて、そのまま風味が落ちてしまう事も。
アイスクリームは賞味期限が無いとはいえ、保存期間によっては、あっさり商品寿命を迎えてしまいます。
私の経験として、半額セールでまとめ買いをしたものの、最後の何個かは氷の結晶がついていて、風味が落ちた物を食べるハメになってしまいました。
入れ方を工夫する
すぐに探している物が見つけられて、すぐに取り出せるように配置を工夫します。
冷凍食品の袋や、アイスクリームの入れ物によっては、難しい事もありますが。
中をすっきりさせる
冷蔵庫と同様、冷凍庫の中もすっきりさせる事で、手早く中のものを取り出せます。
ただし、少しでも出し入れに手間取っていると、冷気がどんどん逃げてしまいます。
隙間を埋める
プラスチックの容器などで隙間を埋めると、入れる物が少なくても冷気が逃げにくくなります。
プラスチックには耐用温度がありますので、一応確認しておきます。
アイスの空き箱などを一時的に利用したり、ビニールのカーテンを取りつける手もあります。
まとめ
- 無計画に物を入れると取り出しにくくなる
- 出し入れに手間取ると冷気は逃げてしまう
- 奥にあるのを忘れて捨ててしまう事になる
- 中の物が飛び出してケガをする恐れがある
上記のような問題を起こさないためにも、日頃から冷凍庫の整理を心がけて、より良い生活を送りたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。