甘い物は好きな人にとっては、欠かす事の出来ない楽しみだと思います。
しかし、ひとたび中毒に陥ってしまうと、甘い物は心と身体にダメージを与えていきます。
健康的な甘党を貫くのであれば、そこそこで済ませられるようにする必要があります。
甘い物中毒は具体的に何が怖いのか、程々に楽しむにはどうすればよいか、エントリにまとめてみましたので、よろしければご覧ください。
甘い物中毒の何が怖い?
糖分は脳のエネルギーになるので無くてはならない物ですが、必要であるが故に中毒に陥ってしまうと大変です。
急に甘い物を止めると、いつもの量が供給されないと脳が判断し、甘い物への欲求を湧き上がらせてきます。
この状態でイライラしてくるのは、脳が「いつものように糖質を取れ」と行動を促しているからです。
甘い物はカロリーも高いので、中毒で長い事食べ続けていれば、当然の事ながら肥満の原因となります。
このままではヤバいと、慌てて甘い物を断ってしまうと、糖分への禁断症状が起きる可能性も。
それに対処しきれなければ、甘い物に手が伸びて食べ過ぎた結果、リバウンドで元に戻るどころか、更に肥満を悪化させる事に。
主食である、白米やパン類、麺類なども糖質が多いので、生きていく上で糖は無くてはならない物です。
食事の糖質やおやつの甘い物は、度が過ぎてしまうと心身ともに壊す事もある、恐ろしい物でもあるのです。
甘い物中毒の例
甘い物をキッパリ止める事が出来れば一番ですが、中毒故にすぐに止めるのは困難。
それに、砂糖を使ったお菓子だけでなく、炭水化物が多い料理も咀嚼によって甘みが出るので、完全に遠ざけるのは難しいです。
私も甘い物が好きなせいか、食べだすと止まらずについ食べ過ぎてしまった事があり、具体的には、
- アーモンドチョコ
- ふ菓子
- マルチアイス
- ポテトチップス
といったパッケージ物をすぐに空にしてしまって、なるべくして太ってしまいました。
甘いお菓子でなくとも、ポテトチップスはジャガイモを使っているせいか、中毒性がそこそこ高くて、封を開けたが最後、みるみる内に完食した経験もあります。
このままではマズイと感じた後は、どうにか食べる量を減らそうと努力する事に。
中毒を脱するには…
甘えかもしれませんが、完全に止めると逆に欲求が強くなってしまう事を考え、少しずつ食べる量を減らしていく方法を取りました。
甘い物が習慣になっていると、それに対する物欲しさが自然と湧きあがってくるので、急に止めてしまうと禁断症状が怖いんですよね。
で、無理矢理甘い物を断つのが面倒になった挙句、今までの憂さ晴らしとばかりにまた食べ過ぎてしまう結果に。
そんな甘い物リバウンド防ぐ為には、少しずつ甘い物への欲求を断っていくしかないんです。
私も最初の内は、思い通りに量を減らす事が出来なかったのですが、それでも少しずつ甘い物への渇望を減らしていきました。
具体的な方法としては、
- 好きな物だけ購入→嗜好品の選択肢を広げない
- 買い置きはしない→手元にあると手が伸びがち
- 大容量の物は避ける→すぐに食べ切ってしまう
- 満腹になるまで食べない→満足するまでが長い
自分が本当に好きな物は何か、しっかりと分析しておくと選択肢を減らす事が出来ます。
私が太っていた頃は安ければ取り敢えず買ってみる、という消費行動をしていたので、それに思い知らされてからは自分が本当に好きな物は何か、徹底的に考えるようにしました。
安いからと言って大量に買っておくと、「安くて買ったけど美味しくなかったし、邪魔だからさっさと食べちゃおう」等といろいろ理由を付けて食べてしまいがち。
私もお菓子の守備範囲が広い時にそれをやって、家に安売りの時に買った物が溢れかえっていたので、今では食べたい時に買うようにしているので、安売りの物を買う事も少なくなりました。
甘い物中毒に陥っていると、満足出来る量が多くなってしまうので、少し食べたらキッパリ止める判断が必要です。
私もアーモンドチョコやポテトチップスを食べる時は、少し食べたら切り上げて冷蔵庫に保管、という方法を取っています。
これなら、「開けたらすぐ食べなきゃ…」といった言い訳も出来ませんし、一つのお菓子を長く楽しめれば買い溜めの必要性も無くなります。
安売りで買わなくても良いとなれば、平時の値段で買う事に躊躇う必要も無くなって、底値への執着を無くす事が出来ます。
まとめ
急に甘い物を断つのはハードルが高いですが、少しずつなら減らす事は可能ですし、食べ過ぎなければ無理して中毒を断つ事も無いと思います。
甘い物を止める目的は人によって違うと思いますが、共通して言える事は、「何事もほどほどが一番で、甘い物でもそれは同じ」という事だと思います。
甘い物を食べる事自体は決して悪い事ではないので、健康的に楽しむ為にはどうすればいいか、考えてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。