私が今乗っている自転車は、だいぶ古くなっているのでそろそろ買い替え時かも、と思っていますが、一つ決めている事があり、それは、
変速機が付いていない自転車を選ぼう
という事で、思えば十数年と変速機付きの自転車に乗ってきたのですが、最近になってその必要性に疑問を感じるようになりました。
私がそんな考えに至った経緯や、そもそも自転車の変速ギアは何に役立つか、について書き留めてみようと思います。
変速機が役立つ場面と必要性
自転車についてくる説明書によると、坂を登る時には変速ギアを軽くして登る事が推奨されていますが、あまり意味が無いと感じています。
坂をスムーズに登るには相応の体力が必要で、疲れない訳では無いしそれ程時間も短縮出来ないので、ギアに頼らず坂は自転車から降りて登った方が良いと思います。
個人的な話になりますが、以前ダイエットに励んでいた時は、同時に足腰の筋力を付けようと考え、あえて変速ギアを重くして自転車に乗っていました。
平坦な道路はもちろんの事、急な坂道でさえなるべくギアを重くして登っていたので、次第に”変速機自体必要ないのでは?”と思うようになりました。
私が使っている自転車は6段変速なのですが、軽くすると空回りしている感じが心地悪く、足腰が鍛えられるに従って軽いギアの必要性に疑問を持ち始めました。
一応、漕ぎ始めは軽い方が始動を早く出来ますが、その後ギアを上げる時に一段階ずつ上げていかないと、誤作動の危険性があるので結構面倒な操作となります。
変速機の操作に気を取られると注意力が散漫になり、事故の可能性を高めてしまう事にもなるので、安全面に置いてもギアの必要性は薄く感じます。
説明書では他にも、疲れた際にはギアを軽くすると漕ぐのが楽になる、と書いてあるのですが、疲れた状態で自転車乗り続けるのは危ないので、やはり微妙な所だと思います。
変速機の手入れは大変
変速器は段階が増えていくに従って、自転車のチェーンを噛ませるパーツも多くなるので、手入れを怠ってしまうと後々面倒になりますし、故障すればパーツ代も高くなります。
自転車の使用年数が経過していくにつれて、しっかり手入れをしてもガタついてくるので、手入れや交換の手間を考えると、最初からギア無しの自転車に乗った方が良いかもしれません。
私が今乗っている自転車もギアが大分衰えて来ていますし、手元のギアを切り替える部分では、ギアの段階表示の窓が曇って見えなくなっています。
自転車の変速機はよくよく考えればあまり必要ないし、手入れの手間やパーツの寿命を考えると、私にとっては不要な物だと思われます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。