このエントリでは、Wizardry7を出来るだけ簡単に攻略する方法について載せていますが、冒険の謎解き関連に関してはノータッチです。
Wiz7は難易度の高いシナリオとされていますが、システムの特徴を把握して攻略方法を工夫すれば、スムーズな冒険が可能になります。
私なりの攻略法やシステムの解説をまとめたので、よろしければご覧ください。
文中の()内はPC版の表記を参考までに載せています。
1人で冒険を進行
経験値が6倍
転職によるスキル稼ぎが推奨されるが、6人パーティーでは経験値が足りない事が多い上、基本的にほとんどの固定敵スポットは全滅させたら復活しなくなる。
一応、無限に戦えるスポットもあるが、手軽に利用出来ないケースがほとんどである。
1人に経験値を集中させた場合は、スムーズにレベルが上がっていくのでどんどん強くなっていく。
スキルの上昇効率アップ
1人でモンスターと戦闘すると様々なスキルの上昇が見込め、特に下記のスキルを鍛えるとシナリオ進行が楽になる。
- 手&足(Hand and Feet)スキル
- 発生術(Oratory)スキル
- 忍術(Ninjutsu)スキル
鍛え方も簡単で、
- 素手で敵にダメージを与える
- 戦闘中に呪文を唱え続ける
- 隠れるコマンドを使い続ける
これを6人パーティーでやろうとすると、強くなる前に弱い敵の出現場所が無くなってしまうので、なかなか思い通りに鍛えられない。
その点、1人旅であれば手頃な敵を1人占め出来るので、急速なスキルアップを見込む事が出来る。
特に、戦闘中に隠れると敵に物理攻撃をされなくなり、確実ではないが敵の呪文攻撃やブレス攻撃を避ける事も出来る。
特に忍者やモンクが忍術(Ninjutsu)スキルが10上がる事に、回避率と貫通抵抗が上がる為、早い段階で防御性能が高まる。
素手の攻撃力に関しても、手&足のスキル値に比例して上がっていき、最終的には下手な武器の二刀流よりも遥かに強くなる。
また、シナリオクリアに必須な水泳スキルも、スタミナ回復が1人分で済むので、レベルアップでスキルを10まで上げておけば、それ以後は泳ぎのスキルも鍛えやすくなる。
水泳スキルを極めれば行動範囲が広がるので、大胆な冒険の進め方をする事も可能で、隠れるコマンドと強力なアイテム(スネークダストやクラッシュド・ウィドウ)を組み合わせれば、強敵をあっさり倒す事も不可能では無い。
6人でスタートする
前項目と矛盾するようだが、Wiz7では6人でスタートさせて、すぐに5人を戦闘不能にする事で様々なメリットが得られる。
荷物量・限界重量関連
真の1人旅だと荷物の制限が厳しいが、戦闘不能者に荷物を押し付けてもデメリットは無い為、単純に持ち運べる荷物を増やす事が出来る。
初期装備が6人分
他の5人はすぐに戦闘不能にする為、初期装備のアイテムを1人で活用出来るので、1人旅の序盤を乗り切るのが楽になる。
アルケミストが所持しているチェリーボムは冒険スタート時では高性能なアイテムで、炎の攻撃で体にダメージを与える魔法の効果がある。
種族がフェアリーの場合は初期装備が専用の物になるが、LT・ヒール(HP小回復)とフェアリーダスト(6体を眠り状態に)は誰でも使える。
戦闘終了時の経験値ボーナス
Wiz7独自のシステムとして戦闘終了時に経験値を得る時、戦闘不能の人数に応じて経験値ボーナスを得られる。
戦闘不能者1人につき取得経験値が5%増しになるので、5人死亡者がいたとしたら、経験値ボーナスは25%に及ぶ。
本当に1人で冒険をスタートした場合には得られない特典なので、普通の1人旅よりも更なるレベルアップが見込める事になる。
敵グループ増加速度を遅らせる
戦闘不能者には戦闘終了時の経験値が入らないので、パーティーの平均レベルが下がる事につながり、結果的に敵のグループ数が増えにくくなる。
例. 敵のグループが3Gになる条件
A. 6人パーティーで開始、全員のレベルが5になったら、敵が3グループ出現するように。
B. 1人で冒険を始めた場合は、その1人がレベル5になったら3グループ敵が出始める。
C. 死亡者5人を抱えた1人旅で敵が3グループになる条件は、死亡者のレベルが全員1の場合、残りの1人のレべルが25になった時。
Aのケースでは、ようやく序盤を乗り切ったあたりでしかなく、敵によっては3グループも出られると苦戦は必至。
Bに至っては取得経験値が多くなるので、Aよりも早いペースで3グループになってしまう。
そして、Cのケースでは3グループ出るまでの猶予期間が長く出来るのが分かる。
敵グループの増加条件を簡単にまとめてみると、
1グループ | 2グループ | 3グループ | 4グループ | 5グループ | |
平均LV | 1 | 2 | 5 | 8 | 11 |
6人パーティと比較して1人旅はレベルが上がりやすい上に、平均レベルも上がりやすいので早々に敵の大群と出くわす可能性があるワケ。
そして、6人パーティでゲーム開始直後に5人を戦闘不能にすれば、残された1人はレベルが上がりやすいだけでなく、敵グループが増加タイミングを遅く出来るので、むしろ快適な冒険になる。
Wiz7攻略で戦わなければいけないボス敵と戦う時も、後続のグループ数に制限をかける事が出来るので、シナリオ攻略を有利に進める事が出来る。
敵グループが多くなればその分経験値が稼げそうだが、後続の敵はメインの敵よりも経験値が少ない事が多いので、5グル―プ倒してもそれほど取得経験値が増えない。
それどころか、下手に敵グループを増やしてしまうと、隠れる成功率が下がってしまう。
隠れるコマンド失敗の要因は、
- レベルが敵よりも低い
- 敵のグループ数が多い
なので、大事な戦闘で隠れるのに失敗して、思わぬ反撃を受けてしまう可能性があるワケ。
上記攻略法の欠点
崖の登り下りに関しては、死亡者のよじ登り(Climbing)スキルも関係するので、スキル値を1人だけ100にしても失敗する事がある。
一応、難易度の低い崖まで1人で行って、そこで5人を蘇生させて何度も崖を上り下りさせれば、レベルを上げずともスキルは上げられる。
始めの内は失敗して再死亡する事はあれど、スキルをある程度上昇させれば、失敗の可能性は無くなっていく。
もっとも、シナリオクリアによじ登り(Climbing)のスキルは必須ではないので、寄り道イベントをこなさないのなら、デメリットは完全に無視出来る。
以上が、Wizardry7の攻略難度を下げる私なりの指針になります。
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