このページでは、Steam版のWizardry7でシナリオクリアに必要なイベントだけを攻略した動画と要点を載せています。 RTA(リアル・タイム・アタック)の攻略パターンが通用するかの確認動画ですが、音声有りでメッセージも飛ばしていないのでタイムアタック動画ではありません。
Steam版Wiz7のRTA挑戦動画はコチラ
Steam版・Wizardry7 プレイ動画
01. オープニングとキャラメイク、冒険スタート
キャラメイク
日本語版では「Escキー」でキャラメイクを中止する事ができるが、オリジナルの英語版では搭載されていない機能なので高ボーナスポイントを出すのが面倒になっている。
種族はフェアリーの女性で職業はプリースト、ボーナスポイントはビショップへの転職に備えて16ポイントは欲しい(INT15・PIE18にする)。
それ以下のボーナスでもINTが上がってくれれば問題無いのだが、そうそう上手い具合に能力値が上がってくれないので確実性を取りたい。
ボーナスよりも重要なのが学術スキルボーナスで、できれば神学スキルを最高値である14にしたい。
これが低すぎるとレベル4で「ブレーズ」の魔法を覚えるのが難しくなってしまうので、できるだけ高い値が出るまで粘っておきたい所。
レベルアップを基本的にやり直す事は無いのだが、「プリースト→ビショップ→プリースト」と転職して次にバードへなるにはDEXが12必要なので、相当に運が悪かった場合はノーセーブ・ロードを繰り返す事になる。
終盤にバードからモンクへ転職する際も「STR13・PIE13」が必要になるが、これはレベル上げをやり直すよりも天空の都市のケ・リ女王から能力アップのアクセサリを買った方が確実。
当然、アイテム購入資金を工面する必要はあるし、全く能力値が上がらなかった場合は最高で「67000GP」ものお金が必要になってしまうが。
冒険スタート
オリジナルのWiz7では序盤の敵の経験値が低くて日本語版よりシビアなバランスとなっており、HPやレベルもほとんどのモンスターで数値が異なっている。
それでもニュー・シティーへ行くまでにレベルを6までなら経験値が足りなくなる心配はほとんど無く、経験値の期待出来ない相手でも逃げずに戦う余裕はある。
Wiz7序盤の壁であるアライ・フートやラットキン・バンディットも、対策をしっかりしていればそこまで苦戦させられる事は無い。
PS版では何故かラットキン・バンディットにブリンク能力が備わっていて、レベル5+SPD18でも先手を取られる事が少なくないので非常に厄介。
02.レベルアップと転職
レッド・ピラニアでレベル上げ
プリーストのレベルが6まで上がったのでビショップへと転職した後「レッド・ピラニア」で経験値を荒稼ぎする。
以前はプリーストのレベルを7まで上げていたのだが、経験値稼ぎでもたつく事が多かったのでレベル6でビショップへと転職する事にした。
ビショップに転職した後「インビジブル・ポーション」と「スネーク・ダスト」を使って「レッド・ピラニア」と対決するのだが、出現数が少なかった場合はレベル7に上げるのが大変になるのでやり直す。
8匹以上ならこの戦闘だけでレベル7になるが、それ以下だと必要経験値48000に届かないので更に敵を倒す必要がある。
パソコン版であれば「レジェンド」の地図を手に入れた時に5000の経験値が入るので6匹でも何とかなるが、PS版だと宝箱を取るのに必要な情報を得られないので7匹は倒しておきたい。
レベル7まで上がったらプリーストへと転職してスターター・ダンジョンへ戻る。
次の転職先はバードなのだが、レベル7までにDEXを10から12まで上げる必要があり、レベルアップで確実に上がる訳ではないので運が悪いと何度もやり直す羽目になる。
動画では、レベル6の時点でDEX12になったのでノーセーブ・ロードをせずに済んだ。
03.
アイラン川・ピラニア狩り
プリーストからバードへ転職したらアイラン川へ行く。
ここには必ず「レッド・ピラニア」が出現するポイントがいくつかあるので、ここで一気にレベルを上げて更なる転職を重ねる。
この敵は「デス・ウィッシュ」の呪文パワー1で簡単に全滅させる事ができるので、レベル1でも大量の経験値を稼ぐ事が可能となる。
バードでレベル7になったらシーフへと転職するが、すぐにバードへは戻らずにレベル上げてスキルポイントを稼いでおく。
再びバードになったら終盤に転職するまでこの職業で戦い抜く事になる。
04.魔法アイテム買い溜め
レベルの底上げ
更なるレベルアップのためにニュー・シティー港の敵出現ポイントへ進む。
ここで戦いたい敵は「レッド・ピラニア」「ピラニア・シャーク」「ジェリー・スティンガー」あたりだが、ジェリー・スティンガーは「デス・ウィッシュ」呪文パワー3(日本語版は1)が必要なので、効率があまりよろしくない。
ここでレベルを11まで上げるのが理想だが、10でもとりあえず問題無い。レベル10→11に上げるためには経験値が32万必要なので、あまりこだわりすぎるとタイムロスになってしまうし。
魔法アイテムの購入
NPCの会話はメッセージ速度が遅くて文章が完全に表示されるまで飛ばせないので、「スネーク・ダスト」と「モーザーズ・モジョティー」を買うのに手間取った。
05.サーマル・パイナップル
暗き道の固定戦闘
アクパイルへの道中では回避不能な戦闘が4回もあるので、それなりの戦力を整えておかないと突破が困難となってしまう。
始めの「ゼノ・ロケッティア」戦は「アシッド・ボム」と「ポイズン・ボム」を買っておいたので倒すのは簡単だが、1回目のチャレンジでは隠れる前に即死攻撃を喰らってしまった。
この攻撃は生命力耐性を参照しているようなので、この抵抗力があまり伸びないバードは回避困難なのだが、こればっかりは仕方ない。
「コモド・ドラゴン」は「ファイアー・ストーム+アイスボール」を使ってダメージを与えていくが、2グループ出てきた場合は倒すのに手間取ったあげく負ける可能性も高いので、自滅コマンドを使って仕切り直した方が時間がかからない。
アクパイルでは各イベントを進めていく際に結構な量の会話メッセージがあるため、NPCと会うたびにかなりの時間がかかってしまった。
NPCのイベントメッセージは、徐々に表示されて1ページで全部でないと飛ばせない上に、効果音を無くしても速度に変化は無いので、音消しプレイをした際にもイベントが冗長になる。
PS版だと各動作は遅いもののメッセージだけは割と早く読み飛ばせるので、ここだけはパソコン版よりもRTAで勝る点か
06.トラモンテンの森
森と洞窟の敵
トラモンテンの森からスフィンクスの洞窟奥へ向かうまで敵出現ポイントが大量にあるが、半数以上は逃走方向を工夫する事で敵を倒さずに進む事が出来る。
もっとも、洞窟から帰る時にも通る事になるので、倒しやすい敵が現れたら面倒くさがらずに戦った方が良いだろう。
強敵ベア・ウィービル
トラモンテンの森で出会う機会のあるこの敵は、コレクション版(PC-9801版)とSteam版(オリジナル版)とでHPが全然違い、前者は「サーマル・パイナップル」1発で倒せる事もあるが、後者はまず間違いなく倒せない。
コレクション版の感覚で戦闘開始すぐにパイナップルを使ってしまうと、倒しきれずに強烈な反撃を受ける事になり、追加効果の麻痺を食らった時はいとも簡単にゲームオーバーになる。
面倒くさがらずに隠れてから攻撃すれば問題なさそうだが、この敵は先制速度が高くてこちらが行動する前に攻撃してくる事もあるので、なかなか気の抜けない相手となっている。
07.ニクタリンス
シュリティス・ティーラング
シュリティスに手を貸すかの質問では、メッセージ量が少ない「NO(いいえ)」と答えて時間短縮を図る。
トラモンテンの森でケーボラ・ティーラングを倒していた場合、友好度が下がっているのでシュリティスとの再会時に戦闘の危険がある。
これを避けたい場合は「YES(はい)」と答えて、再会時に「ロダンを始末したか?→いいえ」と答えれば戦闘の危険性を回避できるので、手を貸すと答えるメリットはなくはない。
08.ダーンの塔
*スポーン*
最近になって気づいたのだが「*スポーン*」戦では逃走が可能で、それでも倒した事になって話が進むので真面目に戦わなくても良い。
マグナ・ダーンの攻略
このボス敵にもっとも有効な攻撃は呪文「クラッシュ」だが、4階の回復の泉からここへ来るまでに宝箱をいくつか取る必要があるので、「ノック・ノック」の魔法を使っているとMPが不足がちになる。
ムンクハラマで買った「モーザ―ズ・モジョティー」が残っていればいいが、無い場合は途中の宝箱をノック・ノック無しで開けたりしてMPを節約する工夫が必要になるが、罠で麻痺してしまうと強制休息による回復でタイムロスになる。
先にマグナ・ダーンに会って「試練に挑戦するか?→いいえ→戦闘→逃走」とすれば、寺院にある回復の泉を使えばMPの心配は無くなる。
そう、寺院で会った時に戦った場合は何故か逃走可能で、逃げた後に寺院内を歩き回れてしまうのだ。
この後スポーンの角を取って戻ってくると、寺院外の廊下で再び襲ってくる(この時は逃走不可)ので、RTAとしては余計な手間が増えるだけの一時しのぎにしかならないが。
他には、「クラッシュド・ウィドウ」で一撃死や猛毒ダメージを期待する手もあるが、「割高・品切れ・無効化率そこそこ」なので確実性に欠ける。
09.ニュー・シティーの重要イベント
10.天空の都市
メタ-ドロイド戦
モンクに転職して「スネーク・ダスト」を両手にそれぞれ装備させて戦いを挑む。
転職してレベルを上げるまでは前職バードの「先制速度」を引き継いでいるのでレベル1でも先制可能で、攻撃回数も3回のままなので1ターンに「スネーク・ダスト」を3回投げられる。
攻撃回数の内訳は「メイン武器2回・サブ武器1回」なので、スネーク・ダストの個数が「メイン24~30個・サブ12~15個」位なら十分倒せるが、それ以下だと少々厳しい。
PS版であれば「ダイヤモンド・リング」が手に入るので、「ライト・ソード」と「ライト・シールド」を使えば「スネーク・ダスト」を買っていなくても勝ち目はある。
スネーク・ダストは「ベルカンゾ(75%)」「ブラザー・モーザー(70%)」「アルマゴルテ(50%)」が扱っているが、ここへ来るまでに買えなかった場合はこの作戦で突破を目指す。
そんな最悪のケースを想定して、「スーパーマン」などの能力UPポーションや「クリエーション・パウダー」などの召喚アイテムをストックしておき、モンクへ転職する前にも忘れずにフルパワーで常駐補助魔法を唱えておく。
11.聖堂の島・地下ダンジョン
アストラル・ドミナの墓ではロボット系の敵が出現するが、まともに戦うのは厳しいので撃破が必要な地点以外は逃げて戦闘を回避する。
戦闘の内訳は、通常の固定ポイントで2回、中ボスの「コスモ-ボット」の1回。
動画ではMPをケチったせいで「バトル-ドロイド」に苦戦してしまったのだが、これよりも遥かに強力な「メガ-ボット」はもっと厳しい戦いになる。
そこで、コスモ-ボットが必ずお供として連れてくるメガ-ボットは天空の都市で使った戦法である「スネーク・ダストの連投」で安全に倒す作戦でいく。
PS版や6からの転送で「ダイヤモンド・リング」があれば、「ライト・ソード」に加えてロボットのキャノン攻撃をほとんど無効化する「ライト・シールド」も取れるので、転送なしのパソコン版7よりもかなり楽に進む事ができる。
注意点としては出会う敵全てを倒すと単純に時間がかかるし、レベル25以上になると敵が3グループ、レベル43以上になると4グループ出てくるようになるので、調子に乗ってレベルを上げすぎないように注意しなければならない。
12.エンディング
最後の戦闘
ラストのイベントでは争うアンパニとティーラングのどちらかと協力して、選ばなかったもう片方の勢力と戦う事になる。
Steam英語版では日本のキーボードでは入力に難があり、「’」を打ち込む方法が分からず「T’rang」と入力できなかったので、「Umpani」をと入力してティーラングと戦う事にした。本当なら隠れていれば一切の攻撃を受け付けなくなるアンパニと戦いたかったのだが。
実はこの戦闘、「英語・日本語パソコン版、PS版」どの機種でも逃走可能でイベントの座標に戻ればちゃんとエンディングに進むため、無駄なレベルアップがしない分時間短縮となる。
逃走は相手の数が多いと失敗しやすいのである程度倒してから逃げるのが確実だが、アンパニは「ウィークン+アスフィジェーション」で倒せる。
ティーラング場合はサーマル・パイナップルを残しておいて、「デッドリー・ポイズン」の即死を受けないように「サーペント・コイル」を装備しておく。
仮に全滅させてしまうとレベルアップ分の時間を食うので、程々に相手の数を減らしたら逃走を試みたい所。